アニメ史上最もカッコいいオープニングだと思います

終始円谷チックなのもいいし、最後の「ザンっ」でコミック1巻の表紙になるのカッコよすぎ

どちらかと言うと見た目冴えないオッサンが、（これまたどちらかと言うと）気色悪い「怪物」に化ける訳で、（どちらかと言うと）醜い化け物が「正義のヒーロー」になる話だから、新鮮味はある。只、特大ヒットに繋げるには、防衛軍のキャラ以外に「バルタン星人」の様な大ヒット怪獣キャラが必要かも。

これは勝手な推測だが、主人公の『日比野カフカ』の「カフカ」は、かの有名な作家『フランツ・カフカ』から取ったのだろう。しかも、代表作が『変身』だ。この著作なら、短編で、小学生時代の定番「夏休みの宿題＝読書感想文」も書き易い題材。この歳になっても、尚、個人的にはたまに読み返す作品だ。

私の少年時代は、前述した二作に加え『マジンガーZ』『鉄腕アトム』等、全てに共通して、俗に「アニソン」と言えば、フレーズが自然と頭に入ってきて、通学途中の道すがら、まるで壊れたレコードの様に、曲の最初から最後まで繰り返し口ずさんでいたものだ。今時の少年は、英語の曲でも抵抗ないんだ。

嘗て『鉄人28号』のブリキのおもちゃで遊んだ記憶のある私にとって、似たネーミングで、しかも、ウルトラ・シリーズを彷彿とさせる「怪獣世界」と来れば、単行本も愛読していたが故に、このアニメ版も観ない訳にはいかない。だが、なんだ？このオープニングは！全編「英語とCG」ではないか！恐ろしい。