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道綱母は「あの方はさりげなくふるまっていたけれど、私は打ち解けぬままに思い明かして…少し日が高くなってから、帰っ」た(講談社学術文庫版 #蜻蛉日記、548)と書いている。 兼家は気まぐれに訪ねるので、明るくなるまで滞在したのは好意の表れかも知れない、と読めそうではある。

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TAKEMULA_Hiloshi@takemulahiloshi

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このめんどくさい女性は、立場上からも夫の好意をよい方向へ解釈できない(兼家はよく承知)と想像できる。 「人はさりげなけれど」には書き手の疑心暗鬼がわからないとの不満を見出だせる一方、「つとめて、少し日たけて帰る」には好意(実事ありか)への無関心がうかがえる(源氏物語を読んだから?)。

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