寅子みたいに「怒ってます」と言えるのは立派。 でも普通は中々言えないよね。 男社会に喧嘩腰で入っても勝てない。 権力も筋力も強く男性が支配している世界で 女性は「しなやかに柔軟に」上手くやるのが生存戦略だった。 それが女性ジェンダーの正体。 決してしなやかだから女性なのではない。

だから、 寅子が歌うこの歌詞ワタシは大好きです 『当時』を逆転させたこの歌は最高です #虎に翼 ウチのパパとウチのママが並んだときー 大きくて立派なママはー ウチのパパとウチのママが喧嘩して大きな声で怒鳴るはいつもママ、イヤな声で謝るのはいつもパパ ウチのパパー毎晩遅いー… pic.twitter.com/l2D8CTcH6J

あの祝賀会に居た招待客は全て男性で寅子達以外女性が見えないのが、まさに「俺達の社会に優秀な君たちを特別に入れてあげよう」を表してました

どんだけお父さん虐げられるんだ」 って笑うんだけど、あれは女性が虐げられているという劇中の通奏低音で、「女が男より大きくて強いはずがない、そう決まっている」という社会常識の逆転が笑いになっている

入社して配属された部署がわたし以外全員男性というなかで、毎月成績１位を取り続けてますが全く評価されている気がしない 受け身でたらたら働いてる年下の男性社員の方がなぜか仕事出来ます風な空気がある 何十年経ってもまだまだ生きづらい世の中だと思う

今回、寅子のあの歌の使い方が上手いなぁと思いました。 何も考えずにいた頃、花江の結婚で家が変わり始めた頃、女子部の数々の想い出…その度に意味合いを変えてきた歌が、今回は寅子の「ファイトソング」になっている。

このためにこの1週間のドラマの積み重ねがあったのですね。一人一人の背景の描き方、人生を見せて！結果だけで浮ついて祝っているのとは違うのだよね！

激しく同意。 「女性」だけならともかく、「生育環境・障害者」というのが上乗せさせるともう…（泣）

ハイキングの時のクワイ頭や坊主頭と同じ感覚、花岡学生の「特別扱いしてやる」と同じ感覚ですね。 #虎に翼

まさに、腑に落ちました。