ポスト

君は夜道の街燈なんだよ。一途に何かを照さうとしてゐる、なるほどうるんでぼんやりと光芒をさしのばす。然し結局君を包む夜の方が文句なしに遥かで大きい。君を見るたびに街燈の青ざめた悲しさを思ひだすのだ "坂口安吾『蒼茫夢』

メニューを開く

青空の抜粋室@aozorabasu123

人気ポスト

もっと見る
Yahoo!リアルタイム検索アプリ