- すべて
- 画像・動画
自動更新
並べ替え:新着順
メニューを開く
#歴小ノック 104 白石一郎『天翔ける女』昭和54年初刊 幕末の商人、大浦慶の一生を伝説*に沿って描く。鎖国時代に上海に密航し、海援隊の志士たちを可愛がり(陸奥宗光を愛人にしたり)……だが「女傑ぶり」の裏側には、幾度も男たちに裏切られ、「信じられるのは冨だけ」との悲しい信念が。 pic.twitter.com/mauKy8DJfs
メニューを開く
#歴小ノック 103 朝井まかて『グッドバイ』 幕末の長崎。大店(油商)の跡取として祖父から嘱望されて育った快活なお希以(けい)は、海外へ茶を商うことを思いつく。時代背景や商売の困難やアタックの数々が面白い。支えてくれる女中頭や丁稚(番頭に)友助、友誼を交わす亀山社中の面々も印象深い pic.twitter.com/Jxbh5cB4iF
メニューを開く
#歴小ノック 番外編8 大河ドラマ『黄金の日日』(NHK、1978) 脚本の市川森一、音楽の池辺晋一郎、主人公助左衛門の市川染五郎は当時30代半ば。助左衛門、五右衛門(根津甚八)、善住坊(川谷拓三)のように、実在するが史料に乏しい人々を、史実に拮抗し縦横無尽に活躍させる作品が産み出された。 pic.twitter.com/x8X8psLMiG
メニューを開く
#歴小ノック 100 キム・ヨンス『七年の最後』橋本智保訳 新泉社 歴史小説とはまさにこういうものと。 意中の人物を、史料・背景と能う限り会話して訪ね、「きっとこうだった」という「真実」が作家の中に現れる。 焼いたパンを毛布に包んでくれた女たち 最後の、瀕死の中国人 本当としか思えない pic.twitter.com/oJMIarX0bI