名美しき 菓銘をおほせし上生菓子の 山水花鳥を菓匠ねり上ぐ それぞれに美しい菓銘を与えられた上生菓子は、様々な季節の移ろいから見出された山水花鳥に由来する自然をテーマに、菓匠が心を込めて練り上げている。 #短歌 #和歌 #国文学 #古典 #Utakata utakatanka.jp/tanka/100968 pic.twitter.com/XlTdoNzVJj

靑梅の 黃蘗となりてわづかなる 酸し香をなち梅子黃 つい先頃まで、まだ若く青々としていた青梅が、いまや気づけば、やや緑みを残した明るい黄色の黄檗色となって、わずかに甘酸っぱい香りを放っている。 #短歌 #和歌 #国文学 #古典 #Utakata utakatanka.jp/tanka/100963 pic.twitter.com/miuBUl5gZz

稚けなし 利鐮をかまふ愛しさま 人數なりて蟷螂生 なんと無邪気でかわいいのだろう。幼いながらも切れ味の鋭そうな立派な鎌を構えている様子は。生まれたてで小さくとも、その姿はもはや一人前のカマキリだ。 #短歌 #和歌 #国文学 #古典 #Utakata utakatanka.jp/tanka/100960 pic.twitter.com/9o9QTJKYos

最近聴く曲ᕷ*.°~~♬.*ﾟ #UtaKata #妄想症 pic.twitter.com/OFUR7one1I

💙届いた💙 #Toshiya #utakata pic.twitter.com/pZ1RumaH52

さればこそ 春過ぎたるを忘るらむ 今しも鳴けり老鶯 やはり私の思ったとおり、既に春が終わりを過ぎたのを忘れてしまったのだろう。初夏を迎えた今もさえずっている鶯よ。 #短歌 #和歌 #国文学 #古典 #Utakata utakatanka.jp/tanka/99834 pic.twitter.com/5bPoQaglpl

初なつの 野ら化粧ずる紅の 咲き匂ふては紅花榮 初夏の野原を埋め尽くす紅花が輝くばかりに美しく、黄色がかったオレンジ色の花を辺り一面に咲かせて、その色の鮮やかさを誇っている。 #短歌 #和歌 #国文学 #古典 #Utakata utakatanka.jp/tanka/99832 pic.twitter.com/zt5047byXQ

むらきもの 心うつせし言靈を 三十壹文字に代ふる歌びと 長い時間をかけて練り上げられた、この身に宿る魂のほとばしりを、言葉の持つ不思議なチカラに託して三十一音の短歌に詠み代えるのが歌人というものである。 #短歌 #和歌 #国文学 #古典 #Utakata utakatanka.jp/tanka/58202 pic.twitter.com/4iTltw54a2

吾が妹は 紫野にて香ぐはしき え言ひかかず標野なりせば 紫野にいるあの人は、芳しいほどに美しいので心惹かれるが、そこは一般の立ち入りが禁止された標野であるため声を掛けることができない。 #短歌 #和歌 #国文学 #古典 #Utakata utakatanka.jp/tanka/99764 pic.twitter.com/vVTtSEwjgS

立ち榮ゆ 木羣そびゆる久方の 天地に充つ浩然之氣 盛んに生い茂る森の木々が、ひときわ高く育っているのは、太陽と月が廻る天と地の間にみなぎっている生命力がとても盛んで大きいからだ。 #短歌 #和歌 #古語 #古典 #Utakata utakatanka.jp/tanka/99706 pic.twitter.com/v3VDq2IevD

電光少女よすぎる、最高かっこいい UtaKataだいすき #UtaKata #電光少女 pic.twitter.com/mPOgiaRHqk

あめつちに 小滿いたれば草木の 繁りて蠶起食桑 二十四節気のひとつである小満を迎える頃には、若葉が力強く成長して天地に生気が満ちるので、蚕も大きくなって桑の葉をよく食べるようになる。 #短歌 #和歌 #古語 #古典 #Utakata utakatanka.jp/tanka/98831 pic.twitter.com/LlXjrsa41B

見るからは かくて折しも過ぎがてに 初音きかせよ汝ほととぎす その姿を見たからには、このまま通り過ぎることはできないので、お前の今年初めての鳴き声を聴かせなさい。 #短歌 #和歌 #古語 #古典 #Utakata utakatanka.jp/tanka/98800 pic.twitter.com/ro9zD8ADqB

里馴れし 老蘇森の時鳥 き鳴き響もす宿の橘花 人里に馴れた、近江八幡にある奥石（おいそ）神社の森に住むホトトギスがやって来て鳴き声を響かせている。我が家の庭の橘の花が咲く木の枝で。 #短歌 #和歌 #古語 #古典 #Utakata utakatanka.jp/tanka/98727 pic.twitter.com/c5yOpiRmvd

望みもて 明日は檜と契りきな 然れど叶はぬこの丗ならねば 翌檜（あすなろ）の木が明日は檜になろうと希望をいだくように、私たちも明日こそは一緒になろうと約束しましたよね。けれども、それが叶う現世ではないので残念です。 #短歌 #和歌 #古語 #古典 #Utakata utakatanka.jp/tanka/98710 pic.twitter.com/SS2l9aQ3sV

神さぶる 龍田の里に風かをる 今もむかしも國のまほろば 今となってはすっかり寂れてしまった斑鳩の里に、若葉をゆらす初夏の風が吹いている。ここはやはり今も昔も国のまほろばであり、美しくも素晴らしい場所なのだ。 #短歌 #和歌 #古語 #古典 #Utakata utakatanka.jp/tanka/98708 pic.twitter.com/HQQsRWb23A

きり髮の ここしう愛しげなる女の 繭籠りては月をながむる 少女のような幼さの残る、いかにも可愛らしい様子の人が、御簾の内にこもって月を眺めているのは、儚くて不安を感じさせる。 #短歌 #和歌 #古語 #古典 #Utakata utakatanka.jp/tanka/98700 pic.twitter.com/FGlKR0EZ6K