老人の戒め② → 畢竟是れ老悖衰颯の念頭にて、 此れ都べて是れ得を戒むるの条件なり。 知らず、他の老人は何の想を著け做すかを。 📝目先の得を求めず、世間にとってどんな得があるか！ #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/x2PDEaCaUk

老人の戒め② 人、死生命有り。 今強いて養生を覔め、 引年を蘄むるも、 亦命を知らざるなり。 子孫の福幸も、 自ら天分有り。 今之れが為に故意に営度するも、 亦天を知らざるなり。 ↓ #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/e6VK21gIeK

老人の戒め① → 但だ是れ年歯を貪り、 子孫を営む念頭、 之れを往時に比するに較濃やかなれば、 得の字、或は此の類を指し、 必ずしも財を得、 物を得るを指さじ。 📝戒めるべき得とは、財産や物ばかりでなく、長生きや子孫の事などもある。 #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/aaioxuXz9T

老人の戒め① 其の老ゆるに及んでや、 之れを戒むるは得に在り。 得の字、指す所の何事なるかを知らざりき 余、齢已に老ゆ。 因りて自心を以て之れを証するに、 往年血気盛んなる時は、 欲念も亦盛んなりき。 今に及んで血気衰耗し、 欲念卻って較澹泊なるを覚ゆ。 ↓ #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/x8jWkGe7df

話し相手を選ぶ 能く人の言を受くる者にして、 而る後に一言すべし。 人の言を受けざる者と言うは、 翅に言を失うのみならず、 秪に以て尤めを招かん。 益無きなり。 📝人の言葉を受け入れる人になる。 #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/vlq7T3qC5C

人情は水の如し 人情は水の如し。 之れをして平波穏流の如くならしむるを得たりと為す。 若し然らずして、 之れを激し之れを壅がば、 忽ち狂瀾怒涛を起さん。 懼れざるべけんや。 📝穏やかな関わりをしたいですね。 #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/7GCrwmTjMp

『人の上に立つ者は、その下の者に従うべし』 「リーダーになったけど、チームの意見を無視してプロジェクトが失敗。こんなの絶対に許せない...ぷぎゃ...」 #佐藤一斎 #リーダーシップの罠 #駆け出しエンジニアと繋がりたい

不才な君子と多才な小人 君子にして不才無能なる者之れ有り。 猶お以て社稷を鎮むべし。 小人にして多才多芸なる者之れ有り。 秪に以て人の国を乱るるに足る。 癸酉王月下澣識るす。 📝才能よりも徳のある人に！ #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/151f1TrOjB

子供の教育③ 子を易えて教うるは、 固より然り。 余謂えらく、 三つの択ぶべき有り。 師択ぶべし、 友択ぶべし、 地択ぶべしと。 📝子供の教育には、先生、友人、土地を選ぶ。 #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/n7ohiFoQ01

子供の教育② 忘るること勿れ。 助けて長ぜしむこと勿れ。 子を教うるも亦此の意を存すべし。 是れも亦子を待つに用いて可なり。 📝教育は、焦らず、厳格でありながら慈愛の情を持って #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/wAKmwvDLgj

子供の教育① 子を教うるには、 愛に溺れて以て縦を致す勿れ。 善を責めて以て恩を賊う勿れ。 📝子供への愛の伝え方、関わり方を考える！ #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/HVEc4iaey8

子離れ出来ない親にも試練 可愛いと思うからこそ成長を願い旅に出す！ #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎

可愛い子には旅をさせよ 草木の萌芽は、 必ず移植して之れを培養すれば、 乃ち能く暢茂条達す。 子弟の業に於けるも亦然り。 必ず之れをして師に他邦に就きて其の槖籥に資せしめ、 然る後に成る有り。 膝下に碌碌し、 郷曲に区区たらば、 豈に暢茂条達の望有らんや。 #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/6JbePbsh8f

心学としての読書② 孟子は読書を以て尚友と為せり。 故に経籍を読むは、 即ち是れ厳師父兄の訓を聴くなり。 史子を読むも、 亦即ち明君賢相・英雄豪傑と相周旋するなり。 其れ其の心を清明にして以て之れと対越せざるべけんや。 📝読書で先人の考えや想いに触れる #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/1SKvJavjXa

心学としての読書① 読書も亦心学なり。 必ず寧静を以てして、躁心を以てする勿れ。 必ず沈実を以てして、浮心を以てする勿れ。 必ず精深を以てして、粗心を以てする勿れ。 必ず荘敬を以てして、慢心を以てする勿れ。 📝読書も真剣に！心を込めて！📚 #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/hDfaz8Qx6d

時宜を得る 草木の移植には、 必ず其の時有り。 培養には又其の度有り。 太だ早きこと勿れ。 太だ遅きこと勿れ。 多きに過ぐること勿れ。 少なきに過ぐること勿れ。 子弟の教育も亦然り。 📝教育は、タイミングよく、丁度よく、程よく。 #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/sQ7GAnt4bm

日常の工夫 時時に提撕し、 時時に警覚し、 時時に反省し、 時時に鞭策す。 📝奮い起こし、戒め悟り、省み、鞭打つ。 #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/OowueWuNfM

月を看る、花を看る 月を看るは、 清気を観るなり。 円欠晴翳の間に在らず。 花を看るは、 生意を看るなり。 紅紫香臭の外に存す。 📝月は清らかな気を、花は生き生きとした心を愉しむ。 #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/IMp8INTjtN

読書の心構え 精神を収斂して、 以て聖賢の書を読み、 聖賢の書を読みて、 以て精神を収斂する。 📝心の収斂の為の読書、あり方を学ぶための読書 #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/YqoqQdxJn8

返信先:@sayaka_okada219一燈を提げて暗夜行く。 暗夜を憂うることなかれ。 ただ一燈を頼め。 #佐藤一斎

返信先:@kotarouchikawa一燈を提げて暗夜行く。 暗夜を憂うることなかれ。 ただ一燈を頼め。 #佐藤一斎

無学の書を読む 学は自得するを貴ぶ。 人徒らに目を以て字有るの書を読む。 故に字に局して、 通透するを得ず。 当に心を以て字無きの書を読むべし。 乃ち洞して自得する有らん。 📝書から学び、実社会で実践して深める。 #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/QjiuoM4yo9

敬持って動静を貫く 静を好み動を厭う、 之れを懦と謂い、 動を好み静を厭う、 之れを躁と謂う。 躁は物を鎮むる能わず。 懦は事を了する能わず。 唯だ敬を以て動静を貫き、 躁ならず懦ならず。 然る後能く物を鎮め事を了す。 📝動にも静にも偏らず、慌てず怖気ず #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/bK2hyZumxV

九思三省 孔子の九思、 曾子の三省、 事ある時は是れを以て省察し、 事なき時は是れを以て存養し、 以て静坐の工夫と為すべし。 📝事ある時は反省し観察し、何もない時は良心を失わないよう養う。常に意識して行動する。 #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/yaDkuwqjWJ

おはようございます。 今日の一日一言　九思三省　佐藤一斎 言志四録を読む　渡邊五郎三郎編 致知出版社　感謝　合掌　#一日一言 #九思三省　#佐藤一斎　#言志四録を読む　#渡邊五郎三郎編　#致知出版社 #感謝　#合掌 pic.twitter.com/suO6lF1C48

継続が力となる 虚籯の人は、 常に補剤を服す。 俄かに其の効をを覚えざれども、 而も久しく服すれば自ら効有り。 此の学の工夫も亦猶お是くのごとし。 📝毎日コツコツ積み重ねる！ #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/SLrW9hjliu

知と行 知は之れ行の主宰にして、乾道なり。 行は之れ知の流行にして、坤道なり。 合して以て体躯を成せば則ち知行なり。 是れニにして一、一にしてニなり。 📝多くのことを学び、実践することで深める。 #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/vHEt0JTiA7

『学びて思わざれば則ち疑し、思うて行わざれば則ち困る』 「新しい技術のセミナーに参加したけど、実際に試してみないから忘れてしまった。こんなの時間の無駄だ...ぐぎぎ...」 #佐藤一斎 #セミナーの罠 #駆け出しエンジニアと繋がりたい

知っているがわからないもの 誣うべからざるものは人情にして、 欺くべからざるものは天理なり。 人皆之れを知る。 蓋し知りて而も未だ知らず。 📝人の心は偽れない。天の理は欺けない。その事をよく知ること。 #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/yPSxx4d3we

君子は善を好み、悪を憎む 人は多く好む所を話して、 己の悪む所を話さず。 君子は善を好む、 故に毎に人の善を称す。 悪を悪む、 故に肯えて人の悪を称せず。 小人は之れに反す。 📝つい噂話などしてしまいがちだが、人の悪行は話題にしない。 #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/jGG2gyVqUe

『老いて学べば、則ち死して朽ちず』 「シニアエンジニアになっても新しい技術の勉強を続けているが、若手にはついていけない。こんなの悔しい...ぐぇぇ...」 #佐藤一斎 #シニアの挑戦 #駆け出しエンジニアと繋がりたい

不苟と不愧 不苟の字、 以て過を寡くすべし。 不愧の字、 以て咎に遠ざかるべし。 📝事をおろそかにしない。良心に恥じるところがない。お天道さまの下、一つひとつをていねいに。 #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/x98eYRAXev

和と介 寛懐にして俗情に忤わざるは和なり。 立脚して俗情に墜ちざるは介なり。 📝自分軸を持ち、穏やかな心持ちで流れに逆らわず #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/SZIeD6ME9E

百年、再生の我れなし 百年再生の我れ無し。 其れ曠度すべけんや。 📝一日一日を大切に。今日という日は二度とない。 #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/42v14J6aS4

おはようございます。今朝は週に1度の勉強会Ohkawa LearningProgram(OLP)はyoutubeで #佐藤一斎 の言志四録について。会社で200年前の言志録をスキャンしたのがきっかけで社員さんが選んだもの　#OLP #大川印刷 pic.twitter.com/UNZ7ejvu6G

心の安否を問う 人は皆身の安否を問うことを知れども、 而も心の安否を問うことを知らず。 宜しく自ら問うべし。 能く闇室を欺かざるや否や。 能く衾影に愧じざるか否か。 能く安穏快楽を得るや否やと。 時時是くの如くすれば、 心便ち放れず。 📝自分の心のケア❤️ #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/YuUJumGqbU

中和を保つ 心に中和を得れば、 則ち人情皆順い、 心に中和を失えば、 則ち人情皆乖く。 感応の機は我れに在り。 故に人我一体、 情理通透して、 以て政に従うべし。 📝心を穏やかに。節度を保つ。 #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/nYuUK6638K

怒りと欲を抑える 忿熾なれば則ち気暴く、 欲多ければ則ち気耗す。 忿を懲らし欲を塞ぐは、 養生に於ても亦得。 📝欲望を抑えることは心身の修練 #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/pUzX8fc8FB

活学 道は固より活き、 学もまだ活く。 儒者の経解に於けるは、 釘牢縄縛して、 道と学とを并せて幾んど死せしむ。 須らく其の釘を抜き、 其の縛を解き、 蘇回するを得しむれば可なり。 📝学ぶだけでなく、実践して、経験して学ぶ！ #言志後録 #言志四録 #佐藤一斎 pic.twitter.com/p8bnWbAukm