俳句クイズ　解答156 をさな子の二人親しき（夜寒）かな ▼夜寒＝冬 幼子が二人、ふとんに入っている。寒さのせいで、肩を寄せ合い縮こまって仲よさげだ。 #俳句　#クイズ　#旨原　#冬の季語

俳句クイズ　解答149 客去って撫でる（火鉢）やひとりごと ▼火鉢＝冬 客が去った後、火鉢を撫でながらひとりごとをつぶやいている。 #俳句　#クイズ　#嘯山　#冬の季語

俳句クイズ　解答146 （冬枯れ）の木の間のぞかん売屋敷 ▼冬枯れ＝冬 売屋敷はただでさえがらんとしているが、冬枯れで木の間から丸見えなのでいっそうものさびしい。 #俳句　#クイズ　#去来　#冬の季語

俳句クイズ　解答141 世を捨てし身の自慢日や（大晦日） ▼大晦日＝冬 世間の人が大忙しの大晦日も、自分には無関係だ。作者は「自慢していると言うことは世を捨ててないやんけ」と突っ込んでほしいのだろう。 #俳句　#クイズ　#三千風　#冬の季語

俳句クイズ　解答139 もの言うて拳の（鷹）を慰めつ ▼鷹＝冬 狩りに失敗して戻ってきた鷹を、鷹匠が慰めている。 #俳句　#クイズ　#蕪村　#冬の季語

俳句クイズ　解答135 むざんなや幾世活きんと（薬ぐひ） ▼薬ぐひ＝冬 「薬喰ひ」は、冬に薬のためと称して鹿などの肉を食うこと。今のジビエに近い。肉を食べながら、無残だなあ、こんなものを食べて人はどれだけ生きようというのか、などと話している。 #俳句　#クイズ　#素丸　#冬の季語

俳句クイズ　解答133 破る子のなくて（障子）の寒さかな ▼寒さ＝冬 障子を破った子も今は亡く、障子に穴は開いていないもののわびしさを感じる。本句は千代女の句集になく、彼女の作か不明。 #俳句　#クイズ　#千代　#冬の季語　#古典常識

俳句クイズ　解答130 さびしさの底ぬけて降る（みぞれ）かな 「空の底が抜けたように降る」と言うが、今降っているみぞれはさしずめさびしさの底が抜けたようだ。 ▼みぞれ＝冬 #俳句　#クイズ　#丈草　#冬の季語

俳句クイズ　解答123 （炭竈）や鹿の見ている夕煙　　※炭竈＝すみがま　夕煙＝ゆふけぶり ▼炭竈＝冬 山間の炭竈に鹿がやってきて、煙を見ている。 #俳句　#クイズ　#巴人　#冬の季語

俳句クイズ　解答116 着て立てば夜の（衾）もなかりけり　　※衾＝ふすま ▼衾＝冬 「衾」は寝るときに体に掛けるふとんのようなもの。一枚の衾を、起きているときはそのまま着ている。 #俳句　#クイズ　#丈草　#冬の季語

俳句クイズ　解答111 荒磯や走りなれたる（友千鳥） ▼友千鳥＝冬 「友千鳥」は群れ集まっている千鳥のこと。荒波が打ち寄せる波打ち際を、千鳥たちが走って逃げる。 #俳句　#クイズ　#去来　#冬の季語

俳句クイズ　解答108 ほこほこと朝日さしこむ（炬燵）かな　　※炬燵＝こたつ ▼炬燵＝冬 冬の朝日が暖かくこたつにさしこんでいる。 #俳句　#クイズ　#丈草　#冬の季語

俳句クイズ　解答105 生きながら一つに氷る（海鼠）かな　　※海鼠＝なまこ ▼海鼠、氷る＝冬 生きていながら動かない海鼠は、まるで氷っているようだ。 #俳句　#クイズ　#芭蕉　#冬の季語