若草の　薫りを辿って　帰路に着く 今日も昨日も一昨日も　嫌な出来事あったけど 兎にも角にも　とりあえず 明日も花が咲きますように #詩 #創作 #四行詩

名を知らない鳥が　電線の上で止まっていた 知らない鳴き方が　夕空に響く 限りなく夜に近い夕方の空の色が好き 藍色と橙色が混ざった様な #詩 #創作 #四行詩

アスファルトが濡れた匂いがして 昨夜は雨だったのかと　何度目かの感想が心の内に灯る ずぶ濡れになって　笑いながら走ったあの頃 制服から水滴が落ちる音　体操着になって少し肌寒い感じ #詩 #創作 #四行詩

ルバイヤート ヤバイルート イバルトーヤ バトルイヤー #四行詩 って、こういうヤツです？

風が強く吹いて 全部台無しにした これでいいよ 実は気に入らなかったからさ #詩 #創作 #四行詩

私の目に映るもの 全部キラキラした透明な なにか綺麗なものであれ 暗い雨の日に　時折そう思ってしまう #詩 #創作 #四行詩

壁に向かって　食べる 手元には　スマホ 野蛮な食べ方をしていて これはとんだ失礼 #詩 #創作 #四行詩

漫画や本で読んだように　私の夢にも遂に『たくさんの扉』が出てきてて 大きな家の中　『たくさんの扉』を開けていくけれど 結局　どうして扉を開けるのか　何を探しているのか 目覚めても分からないまま #詩 #創作 #四行詩

誰もいない夕暮れの道 私しか知らない路地 私だけが気付いた花 『私だけ』と思い込んでいる自分 #詩 #創作 #四行詩

流し見している動画の音が聞こえる中 炊飯器からはお米が炊ける香り カーテンが翻る影 出かける支度をしようと　立ち上がる自分 #詩 #創作 #四行詩

｢雨｣ 小道は木立を抜けていく 瞳を潤ませる石畳の道　立ち並ぶ木々 風吹くたびに瞬く道　涙の木の葉 私は過ぎる　私の足の裏で湿っている小道 ※改作版　#詩　#四行詩

#ふるさと狭山四行詩散歩　20 こんにちは #狭山ふるさと博士　のナベです。 5月になり、入曽の　#メモリーけやき　も新緑となりました。 今日は生憎の雨ですが、心だけは新たな季節へと。 空に向かって若葉を広げる「けやき」に愛をこめて。 #狭山市　#入曽 #ふるさと狭山 #四行詩 #メモリーツリー pic.twitter.com/SfHAUR5tJo

四月 さよーなら また来年 もっと良き　四月まで #詩 #創作 #四行詩

透明なガラスの容器に 綺麗な花をたくさん敷き詰めて 君にぶん投げる まぁ　割れるんだけどね #詩 #創作 #四行詩

外にいると暑い 部屋の中にいても暑い 冷蔵庫が温く感じる 夏の足音は　カラッとジメジメ #詩 #創作 #四行詩

避らずたちたる金鎖 たぎりぬればかへらぬ錆 こころ記号と成り果てて 皐月の蝶かなしき日々 #四行詩　キングサリ／相聞

定期的に バラバラに散らばった自分の欠片を集めて 再結晶してる まだ大丈夫だと　勇気付けるために #詩 #創作 #四行詩

洗濯機が回っている音 水道から垂れる水の音 外を走る車の音 四角い部屋の中で　私が深く息を吸う音 #詩 #創作 #四行詩

幸か不幸か 怒る国民は 多く少なく 生きること 精一杯週間 黄金週間は 出かけるか はたらくか 弱きは常に 投げ出され #五行 #サンデーモーニング #ヤヌー #四行詩

降っていないはずなのに カーテンの向こうから雨が降る音が聴こえる 愛が重めの男性主人公が出てくる漫画を読みながら 私のところにも現れてくれないかなとか　独りごちている #詩 #創作 #四行詩

宝石を散りばめた夢の中で 明日への期待も不安も無しに ゆっくり揺蕩う 明日も歩き出すために #詩 #創作 #四行詩

晴れた青空とカラフルなお花の景色も好きだけど どんよりとした灰色の空と全ての色がモノクロになった世界も好き 傘をタップする雨音を聴きながら 足元はそろそろと　水溜りを避けた #詩 #創作 #四行詩

｢夜道｣ 電信柱に電灯ひとつ 暗い夜道を細々照らす 電信柱に電灯ひとつ 暗い心のよすがとなって #詩 #四行詩