森本六爾氏は、唐古・鍵遺跡の全貌を見る事なく亡くなりましたが、発掘に携わった小林行雄氏は「もはや唐古鍵遺跡の実際を知らずして、弥生文化を語ることは、目を開かずして物を見んと等しいとさえ言い得よう」と語り、古代人の生活を復元したいと絶望した森本六爾氏を想ったといいます。 #森本六爾

稲作が弥生時代に始まったという認識は、現在では、あまりに一般的になりすぎていますが、森本六爾氏の提唱は当時では衝撃的なだったようです ちなみに、『日本文化の多重構造』という著書によると、水稲が伝来する以前の縄文時代の日本では、陸稲が主流だったとの事です #森本六爾　#弥生時代

かつて弥生時代に稲作があったと考えられていなかった時、弥生時代の稲作を提唱したのが森本六爾氏でした。パリに留学後、若くして結核で亡くなりましたが、死後、唐古池の池底の土の調査から弥生時代の稲作の痕跡が発見されました。その思いは小林行雄氏に受け継がれます。 #森本六爾　#唐古・鍵遺跡 pic.twitter.com/azmqKEU7jn