#生活防災学くん 引き続き低気圧の種類をとも思っていたのですが、寒冷低気圧なんかは冬にやったほうがいいので、今週は低気圧の話の中で少し触れた前線の話についてやっていきたいと思います。 （梅雨について触れたいので、その下準備をしようという意図もあります）

#生活防災学くん 引き続き低気圧の種類について解説していきます。 熱帯低気圧……主に日本の南方海上や東南アジア周辺で発生したものが夏から秋にかけて日本にやってくることが多いです。詳しい話は以前にしましたが、特に発達したものを北西太平洋地域では台風と呼びます。

#生活防災学くん 低気圧はいろいろな種類があります。何日かをかけてその説明をしたいと思います。 温帯低気圧……日本周辺で四季を通じてよく見られる低気圧の一種。南からの暖かい空気と北からの冷たい空気が混ざろうとして、渦を巻くことで発生します。

#生活防災学くん ここで大気が不安定な状態の話を思い出してみましょう。 重い荷物を上に、軽い荷物を下にすると荷物はグラグラしますが、これと同じように重い空気が上に、軽い空気が下にいると不安定な状態になります。その時に起こる気象現象の話を前にしました。

#生活防災学くん 天気図に出てくる高気圧や低気圧は地表の高さでの気圧が基準になるのですが、広い視野で気象現象を観察する(これを総観スケールと言います)場合、これである程度のことはわかります。そのため、天気図は一般の人に見せる範囲では地表付近の物がよく使われます。

#生活防災学くん 気体や液体には他の力が働かない限り、できるだけ等しい密度で広がろうという性質があります。たとえば取り外せる仕切りのついた水槽の片方に水をたっぷり入れたとき、仕切りを外すともう片方に水が流れ込み、水の高さは水槽内で等しくなります。

#生活防災学くん 低気圧の話を続けます。 空気というのは暖かくなると膨張し、密度が低く、冷たくなると収縮し、密度が高くなります。 密度が低くなるということは単位容積(基準とする一定の体積) あたりの比重は軽く、密度が高くなるということは単位容積当たりの比重は重くなります。

#生活防災学くん 台風の解説はいったんこんなところで切ります。なぜなら、そもそも「温帯低気圧」も「熱帯低気圧」も「前線」も何もかも説明してないからです。 熱帯低気圧はちょっと台風の解説の際に触れはしましたが……。 というわけで、まず今週は低気圧全般について、というところから始めます。

#生活防災学くん 台風は熱帯低気圧のうち、中心付近の最大風速が一定以上のものを指すという話を前にしました。 なので、気をつけるべきことは熱帯低気圧とあまり変わりはありません。ただし、一般的に台風のほうが気圧が低いため、より荒れた天気になりやすくはなります。

#生活防災学くん 台風本体が近くにいない場合でも気をつけることは他にもあります。 これは台風に限らないことではありますが、台風などの強い低気圧が主に日本海を進むとき北陸などの日本海側で強いフェーン現象が観測されることがよくあります。

#生活防災学くん 台風は遠くにあるうちから各地に影響を出します、というお話をしていました。 一昨日や昨日のように台風が日本の南方海上、日本付近に低気圧や前線があるときは大雨になりやすいという話を一昨日にしました。 このパターンはこれからの時期、増えてくると思うので、注意しましょう。

今回の大雨起因による ・土砂災害警戒情報 ・河川氾濫危険情報 ・避難指示(和歌山県古座川町を除く) この辺りはすべて解除された模様です。 なお、避難指示のうち和歌山県古座川町のものは事象が事象なので長引く可能性があります。 引き続き今後の情報に注意してください。 #生活防災学くん

岐阜県高山市の土砂災害警戒情報は解除されました。 気象庁の全般気象情報によると今後関東や東北太平洋側などを中心に大雨になりそうな予想になっています。引き続き警戒のほどよろしくお願いします。 #生活防災学くん

#生活防災学くん なんで「できれば杖を持つといいのか」については以前解説したことと少しかぶってきますが、浸水害の場合、排水溝の水圧でマンホールが吹き飛んだり、地下水などの影響で路面が陥没したりといった被害が考えられ、道路に穴が開いているかもしれないためです。

このうち、園部川の水位は低下し、氾濫危険水位を下回りました。 今のところ水位は減少を続けているようです。 #生活防災学くん 出典：気象庁 jma.go.jp/bosai/flood/ 出典：川の防災サイト 【負荷軽減のため、リンクは省略させていただきます】 pic.twitter.com/6QiB0DOnxw

郡上市の避難指示、詳報がNHKより入りました。 対象の浸水想定区域の方はくれぐれも注意して避難願います。暗い中ですので明かりを持ち、杖などで足元を確認しながら避難されることをお勧めします。 岐阜 郡上市 八幡町の372世帯810人に避難指示 | NHK www3.nhk.or.jp/news/html/2024… #生活防災学くん

岐阜県郡上市では一部地域に避難指示が出ています。 避難指示の発出理由は「水位上昇のため」とのこと。 また、和歌山県古座川町と香川県三豊市の避難指示も引き続き出されているようです。 #生活防災学くん 出典：NHK nhk.or.jp/kishou-saigai/…

岐阜県高山市に土砂災害警戒情報が出ています。 土砂災害警戒区域にお住まいの方は避難指示を待つことなく避難の準備を始めましょう。夜間に発表されることも予想されますので、懐中電灯など明かりの準備も忘れずに。 #生活防災学くん 出典：気象庁 jma.go.jp/bosai/map.html… pic.twitter.com/Ae1VYNLlKc

以下の河川に氾濫危険情報が出ています。 ・岐阜県 木曽川水系飛騨川 ・京都府 淀川水系桂川中流・園部川 河川の近く(浸水想定区域)にお住まいの方は避難指示を待たず避難の準備を始めてください。 避難指示は和歌山県古座川町、香川県三豊市の一部地域に引き続き出されています。 #生活防災学くん pic.twitter.com/u5S93CQrlh

現在、土砂災害警戒情報は徳島県三好市(山城町･西祖谷山村･東祖谷)とつるぎ町(貞光･一宇)に発表されています。 また、避難指示は和歌山県古座川町、香川県三豊市、徳島県三好市のそれぞれ一部地域に出ています。 #生活防災学くん pic.twitter.com/jpCqSo0kLv

#生活防災学くん 香川と徳島両県で土砂災害警戒情報が発表され、香川県三豊市と徳島県三好市でそれぞれ一部地域に対し避難指示が出されています。 雨が強い状態が続いています。崩れやすそうな崖などの近くは避けて避難行動を取ってください。

#生活防災学くん 避難指示ですが、この投稿から鹿児島県の垂水市と三島村の避難指示は解除されたようです。 和歌山県古座川町の一部に出されている避難指示は継続中です。

#生活防災学くん 今日の連載はお休みして、昼間時点の状況をまとめられたらと思います。 大きな変化があれば仕事の合間にでも投稿できれば。

#生活防災学くん 避難指示の情報は昨日のこのスレッドから大きな変化はないようです。 鹿児島県垂水市と三島村のそれぞれ全域、和歌山県古座川町でも一部の集落に避難指示が出ています。

#生活防災学くん つい先ほど、鹿児島県三島村に避難指示が発表されました。 すでに夜は更けています。避難の際には必ず明かりを持ち、足元の状況を確認しながら。また崩れやすい崖や斜面の近くは避けて慎重に避難を行ってください。 nhk.or.jp/kishou-saigai/…

#生活防災学くん この大雨の影響で鹿児島県垂水市に避難指示が出ています。対象地域は市内全域です。 また、先ほど気象庁から鹿児島県三島村に対して土砂災害警戒情報が発表されました。避難指示の発表を待つことなく避難の準備を始めることをお勧めします。 出典：NHK防災 nhk.or.jp/kishou-saigai/… pic.twitter.com/9hDyOLc2am

#生活防災学くん 今特に雨脚が強まっている各地方の防災情報のページです。 参考にしてください。 ・鹿児島県(奄美地方除く) jma.go.jp/bosai/#pattern… ・宮崎県 jma.go.jp/bosai/#pattern… ・鹿児島県奄美地方 jma.go.jp/bosai/#pattern…

#生活防災学くん 宮崎県、鹿児島県(奄美地方含む)で28日の日中まで線状降水帯発生の恐れありとのこと。 前線に台風1号からの暖かく湿った空気が流れ込む影響により、主に太平洋側の地域では大雨に警戒が必要な状況になるかと思われます。 低地での浸水、土砂災害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒を！

#生活防災学くん 台風は遠くにあるうちから各地に影響を出します。 台風の誕生、発達については土曜日お話したとおりですが、地上では上昇気流、が発生して台風の中心、あるいは目とも言いますが、そちらに向かって風が流れ込んでいきます。

#生活防災学くん 台風の発生、発達の仕組みから海水温が高い時期に台風がよく発生、そして発達しやすいということはわかっていただけたかと思います。しかし、台風の襲来の多い時期は一番暑い７・８月というより少し遅れて８・９月あたりになっています。（気象庁の統計より） なぜでしょうか。

#生活防災学くん さて、台風が明日にもフィリピン付近で発生するということで、台風の話をしていきたいと思います。 台風とは熱帯低気圧の一種で低気圧域内の風速が約17.2m/s以上にまで発達したもののことを指します。(ただし、東経100度線から180度経線までの北半球に存在するものに限る)

#生活防災学くん 今日でひとまず大気が不安定な状態のときについては最後になります。 大気が不安定な状態のときは竜巻やダウンバーストといった突風の発生確率が高まります。 日本ではそこまで多くない竜巻ではありますが、近年では目撃例が増えている状況です。

#生活防災学くん 大気が不安定な状態の時は雷の危険性も高まります。雷注意報の時点で十分な注意が必要でしょう。 雷の音が近づいてきたり、入道雲が見られたりといった雷の兆候が見られたらゴルフやサッカーと言った広い場所で行う競技や作業などは直ちに中断の決意をしてください。

#生活防災学くん 大気が不安定な状態の時、激しい雨になることがよくあります。最近はゲリラ豪雨とよく言いますね。そのようなときは先週説明した浸水害が発生しやすくなります。 周りより低くなっているアンダーパスや側溝の周りなどには水が溜まりやすいため、通行を控えましょう。

#生活防災学くん 大気が不安定な状態になりそうなとき、気象庁はあらかじめ気象情報を出して警戒を呼びかけることがあります。(例：雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報) テレビ等では天気予報などの時に気象情報の内容について触れることがあります。気象情報については後日詳しく解説します。

#生活防災学くん 一応明日からの掲載順としては明日「大気が不安定な状態の時に出る情報」から入っていって、火曜日から金曜日にかけてそれぞれの事象に対する具体的な対処法に移っていきます。 これからの季節重要になってくる話ですので、ぜひ。

#生活防災学くん 大気が不安定な状態の時、どういうことが起こるのでしょうか。 地上付近の暖かく湿った空気が上空に持ち上がることで縦に長い「積乱雲」が形成されます。 積乱雲による激しい降雨や落雷といった現象は比較的わかりやすいでしょう。

#生活防災学くん 5月15日気象庁リリース「線状降水帯による大雨の半日程度前からの呼びかけの新たな運用について～府県単位での呼びかけを開始します～」 ということで発表があったのですが、ある程度情報の精度を上げることに目途がついたのでしょうか。 jma.go.jp/jma/press/2405…

#生活防災学くん とはいえ、普通に上空に行くほど空気は冷たくなるのですが。 専門的な話になってしまうので連載の中にはぶち込めなかったのですが、大気の安定不安定は例えば地表の空気をひょいっと上空に持ち上げたときに「元に戻る」か、「とどまる」か、「さらに上昇する」かで判断します。