俳句クイズ　解答167 （蜩）の鳴けばひさごの花落ちぬ　　※蜩＝ひぐらし ▼蜩＝秋 「ひさご」はひょうたん。ひさごの花は一枚ずつ散るのではなく、全体がポタリと落ちる。「ひ」の頭韻。 #俳句　#クイズ　#暁台　#秋の季語

俳句クイズ　解答160 なびかぬは吹き折られたり（鶏頭花）　　※鶏頭花＝ケイトウカ ▼鶏頭花＝秋 「鶏頭」または「鶏頭花」は秋に咲く一年草で、茎の先に鶏のとさかのような花をつける。正岡子規の「鶏頭の十四五本もありぬべし」が有名。　 #俳句　#クイズ　#一漁　#秋の季語

俳句クイズ　解答154 夜々月のしづくや凝って蔓（ぶだう）　　※蔓＝つる ▼ぶだう＝秋 「蔓ぶだう」は蔓のついたままの葡萄。この葡萄は、月の雫が凝り固まってできたのだろうか。 #俳句　#クイズ　#素丸　#秋の季語

俳句クイズ　解答152 ひやひやと壁をふまえて（昼寝）かな ▼ひやひや＝秋（ただし、昼寝＝夏） 残暑の日、足の裏を壁につけて昼寝をすると気持ちがいい。 #俳句　#クイズ　#芭蕉　#秋の季語　#古典常識

俳句クイズ　解答150 （秋風）の心動きぬ縄すだれ ▼秋風＝秋 秋風に縄すだれが動いた。参考「君待つと吾が恋ひをれば我が屋戸のすだれ動かし秋の風吹く」［万葉集・額田王］ #俳句　#クイズ　#嵐雪　#秋の季語

俳句クイズ　解答145 （鯊）釣りや鼻おごめきて百とよむ　　※鯊＝はぜ ▼鯊＝秋 「はぜ」は海と川の汽水域にすむ魚で、秋の季語。はぜを大量に釣った釣り天狗の得意げな顔。 #俳句　#クイズ　#太祇　#秋の季語

俳句クイズ　解答138 酔ふ人やあらぬ口をも（きく）の酒 ▼菊の酒＝秋 「あらぬ口をきく」に「菊の酒」を掛けた。九月九日の菊の節句に、菊の花を杯に浮かべて飲む。 #俳句　#クイズ　#西武　#秋の季語

俳句クイズ　解答136 灰汁桶の雫やみけり（きりぎりす）　　※灰汁桶＝あくおけ ▼きりぎりす＝秋 桶からしたたる雫の音がやみ、きりぎりすが鳴き出した。「きりぎりす」は今の「こおろぎ」のこととされる。 #俳句　#クイズ　#凡兆　#秋の季語

俳句クイズ　解答132 静けさや（蓮の実）の飛ぶあまたたび ▼蓮の実＝秋 蓮の花が枯れると花托（かたく）の中に実ができ、やがて熟して跳ね落ちる。秋の季語。 #俳句　#クイズ　#蓼太　#秋の季語

先日、少し早いかな？と思いつつ #ツユクサ の押し花の帯を締めました。自分も子どもの頃に花びらで色水を作って遊んだし、#青花紙 が作られたり万葉集にも詠まれているつゆくさ(#つきくさ)。 今月のお稽古にはこれを締めていこうかと思っているけれど、俳句では #秋の季語 らしいから初秋もいいな…。 pic.twitter.com/nClsUpMXRk

俳句クイズ　解答128 皆人の昼寝の種や（秋の月） ▼秋の月＝秋 月見のためみんな一晩中起きているので、昼寝のもとになる。 #俳句　#クイズ　#貞徳　#秋の季語

俳句クイズ　解答125 知らぬどし夫婦と化けて（踊り）かな ▼踊り＝秋 「踊り」は盆踊りで秋の季語。「どし」は「どうし」の意。知らない者どうしが夫婦のように踊っている。 #俳句　#クイズ　#宋屋　#秋の季語

俳句クイズ　解答118 風にのる（川霧）軽し高瀬舟 ▼川霧＝秋 「霧」は秋の季語。舟が霧の中を軽快に進んでいく。 #俳句　#クイズ　#宗因　#秋の季語

俳句クイズ　解答114 （白露）や茨の刺に一つづつ　　※刺＝とげ ▼白露＝秋 茨のとげの一つ一つに露がおりている。 #俳句　#クイズ　#蕪村　#秋の季語