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『虚無への供物』読了。 密室殺人もの。古いミステリーや本の中に出てくる本にまで翻弄される。ゆえに多分に衒学的な空気が漂う。 これでもか、というくらい色々なトリックが並べられ、さながらミステリー見本市のよう。こんなストーリーにもできますよ、そんなパターンもありますよ。 #虚無への供物 pic.twitter.com/TBcvNMh9QV
#ふしぎとぼくらはなにをしたらよいのかの殺人事件 ( #橋本治 )は #虚無への供物 ( #中井英夫 )への、ポーを横溝作品に変えた見事なオマージュ。共に反推理小説と評される。むごたらしい事件のほんとうの犯人は誰だ????
#虚無への供物 #中井英夫 海外にいる友人から氷沼家の当主を洞爺丸事故の傷心から守るよう言われた主人公、その友人の婚約者は氷沼家の暗い歴史を調べ、連続殺人を予見する。探偵を気取る女友達からワトスン役を命じられた主人公と関係者の前でポーとルルーの小説をなぞった連続密室の惨劇が始まる pic.twitter.com/aKALsrqtZb
『虚無への供物』(講談社文庫)下巻、日曜日に半分ほど読んだ。凝りまくっているミステリーで、昔懐かしい感じ。 色彩的には横溝正史風、仕掛け的には小栗虫太郎風。 本格推理に耽溺したい人におススメ。 個人的には、素人探偵たちに腹が立ってきているところ。 #虚無への供物 pic.twitter.com/TibrBwYk9a
『虚無への供物』途中経過。第2章に入る直前、この作品のタイトルの由来が明かされる。私の好きな堀口大学氏の翻訳詩が出てきた。 いわゆる「館もの」といってもよい本書だが、第2章に入り、不気味な気配が出てきた。面白くなってきたので、自宅に持ち帰った。 #虚無への供物 pic.twitter.com/w8UBRQ9vzr
#虚無への供物 #中井英夫 読了。うーん…ややこしい。これが奇書と呼ばれるゆえんか?時代背景も相まってキャラクターたちの造形もいまいち掴めず、特に牟礼田が「お前何者やねん」とツッコミたくなる。各密室の真相もあまりカタストロフを感じられない。 pic.twitter.com/s8GLuUStBy