#悪は存在しない 広げた風呂敷を畳む責任が撮り手にはある。畳まず寧ろ尚広げて幕、なんて。序盤から読めない展開で、遂に意外なキャラに焦点が当たり、これは！と乗った。中盤の薪のシーンのアレで突如幕なら傑作だったろう。以後全部不要。繰り返す。注目の監督よ、物語りきる責任の再考を。 #kj映画 pic.twitter.com/yKEfctomSB

#男はつらいよ寅次郎物語 初見。雑、特にヒロイン秋吉のキャラ造形が。撮る方、観る方がもう飽きてた感、丸出し。やっつけ仕事。本連作の下位作はこのレベルと知る資料的価値。だが唯一、美保純、素晴らしい、可愛さと女優力の高さは必見、と言おう。ま、もうこれは観ないな。 #kj映画 pic.twitter.com/sZocS9IcWB

#男はつらいよ知床慕情 たぶん再見。三船の相変わらずの下手演を可愛いと愛でられるか次第。頑固だけどナイーブ、高ぶる感情は聞き取れない怒鳴りで表出、という相変わらずのタイプキャスト。竹下景子の硬質な美しさで何とか映画としては成立。連作では下位。これはもう見ない。 #kj映画 pic.twitter.com/ikTbVWH74E

#ピギー DVD初見。支持。生死の間でもがく男女親子の何たる激烈な哀切。性愛と憎悪が薄皮一枚で隣合う。露悪の先に確かに醸し出る文芸エロス文芸ロマンな映画的上質。ブレランの良さを最も正しく評論出来たかの確かな筆致。物語る量の丁度良さ。劇場で観ねばだった。三宅隆太氏推薦作。 #kj映画 pic.twitter.com/zv2VMfRQqT

#まだ広く発見されていない映画 幾つかを。未見の方狙いで。 いこかもどろか 熱海殺人事件 架空OL日記 ヒーローショー メッセンジャー ローレライ リードマイリップス ハイスクール白書優等生ギャルに気をつけろ #kj映画 pic.twitter.com/amo9EGk3TH

#まだ広く発見されていない映画 #男はつらいよ寅次郎夕焼け小焼け どれだけの人がこれを観ているか。 良作か否かの差が激しい本連作において最も成功した一作。 本連作は全てが一様に素晴らしいと適当に言われ過ぎているが、8割は凡作、その中でこれは出色。 #kj映画 pic.twitter.com/N5iA0cQwia

#こんにちは母さん 泣いた。生き直し、働き直し、愛し直しをこの令和に気張らず語り過ぎず撮れた。吉永の美しさより寧ろ山田映画のヒロイン然とした初々しさに驚いた。隅田川、煎餅、足袋、家屋が物語に適度適切に置かれる心地良さ。大泉永野、吉永を立てる絶妙な引きの好演。名匠まだ撮れる。 #kj映画

#ロストフライト 評判を聞きアマプラ初見。作劇ネタにラーメン半チャンな組合せで観る者の満腹を狙う策は一定量成功。ではその一つ一つが特筆に値するか？と言えば何とも。普通に綺麗に消化してもう忘れた。滝田の良作「僕らはみんな生きている」を困難だが再見したい。 #kj映画 pic.twitter.com/piLcjR4l4D

#エイリアン4 当時以来の再見。連作の軸をリプリーにする無理が露呈、前日譚に折り返すきっかけか。何とつまらない、捉え所の無いキャラだろう。考え過ぎ。新種らしきエイリアン造形のダサさ。Wライダーのアイドル映画としての価値のみ。もう観ない。 #kj映画 pic.twitter.com/YgdaKzwcFy

#春画先生 令和に性愛を撮らんとする意志は買うが。主役の造形含め何処か的を射ない。散漫に撮り散らした印象。主役女子の恋心の乙女チックな古さ、最初から何故か春画好きなど、難点。塩田昭彦、そろそろ復調を。 #kj映画 pic.twitter.com/IfAB2wPMSk

#貞子DX シリーズを非ホラーに転調しようという企みは買うが、撮る動機の欠如、こんなもんてイイよね？感、そして下手と稚拙は駄目だ。雑、なのだと思う。 #kj映画 pic.twitter.com/qiTUD9mmvy

#おろち 初見。楳図な気持ち悪さの映像化の一つの成功例。怪談ではない怖い話に果敢に挑んだ。ポスト岸田今日子な木村佳乃のキレ演のヤバさ。美顔の薄皮一枚下を見せられるかの嫌さ。そして端正でキレの良い構成。また観る。カルト作。 #kj映画 pic.twitter.com/G1SqLmNw4X

#バイス 近過去米国史。何故か才に長ける政界でトントンのし上がる。それが目的化し、ところで政治で何をする？が抜けている。という主人公キャラが特別面白くはない、別に、な一本。Sロックウェルの激似モノマネ演だけが収穫。 #kj映画 pic.twitter.com/RXCWgJRFuy

#残穢 再見。愉しんだ。怪異と不穏を都度絶妙最適な天然ボケ感で受ける巧演の竹内由子、無理無く物語に誘う。早逝を惜しむ。何処か人を喰ったエンドロールをまたも凝視した。良作。 #kj映画 pic.twitter.com/ItXvT8tY20

#サイン 贔屓評者が高評価ゆえ当時以来の再見。伏線回収と回想という定番の副菜の扱いを変えてみるという果敢な挑戦は成功しかけていた。しかし肝心のオチの納得感の猛烈な低さが全てを台無しに。そんなシャマ監督を可愛いと愛でるか否か？次第だ。メルギブの泣きっ面は良し。もう観ないかな。 #kj映画 pic.twitter.com/Lqy8ZyYykQ

#極私的・映画なんでもベスト10 タランティーノ ①パルプ・フィクション ②レザボア・ドッグス ③ デス・プルーフ in グラインドハウス ④ジャッキー・ブラウン ⑤以下該当無し。 #kj映画

#哀しみの街かど お薬は駄目らしいが、彼らを終い迄は責め込まない撮り手の緩やかな視座が好きだ。だから秀作。ここから狼たち〜まではツルツル悩める初々しさが売りだったアルパチーノ、どの作品を境に今のようなアルギン男になってしまったのか。エレンバーキンとのあれからか。 #kj映画 pic.twitter.com/m2pt2NO75j

#十二人の怒れる男 再見。乗れず。反対派が理不尽にギャーギヤー五月蝿いから、直ぐ引いた。巨匠ルメットは本作からしっとりと伸びた人と見よう。これを過剰に褒めて若い映画ファンを逃さぬよう。なので、まあよく出来たらしい有名な凡作、と言おう。57年か。 #kj映画 pic.twitter.com/bk3ZUzvxxq

#羊たちの沈黙 何度観たか。エッジの効くシャープな構成。冒頭ガラス牢の対話の濃密さ、中盤の転調アクションの面白さ。惹かれ合い焦がれるかの二人の哀切極まる幕引き、そして不穏な余韻を醸す冷んやり蒸し暑いエンドロール。主演女優ピークの美しさが今も映る映画的悦楽。また何度も観る。 #kj映画 pic.twitter.com/LHkBj626Uw

#パージ 楽しんだ。そうはならないだろう未来、シミュレーション映画。同種だがギャーギャーただ五月蝿いバトルロワイヤルよりこっち。ビビリ演の名手イーサンホを愉しんだ。評判の本連作、全て観るか。 #kj映画 pic.twitter.com/QUzWCawkg4

#貴公子 及第点。物語始動するまでが遅い、中盤の捻りでモタつくが。貴公子なるキャラ造形は既視感あるが、まあ面白い。黒塗り車列などアウトレイジ感は心地好い。脚本を練り直して余計な要素（例えば不二子系の女）を切れていたら佳作だったろう。惜しい。 #kj映画 pic.twitter.com/c4fQStPJ2p

#食人族 DVD初見。なるほど秀作。このテーマを語るに最善の作劇。巧い、のだ。1983年、中3、渋谷、大々的にETと本作のポスターが並ぶトラウマ的記憶。今やエロとグロは街角から消え失せた。外は大人は怖くて汚いぐらいが教育上良くね？高橋ヨシキ氏推薦作。必見、と言おう。 #kj映画 pic.twitter.com/7vlt2er7fB