恥ぢり伊の　ほどを知らばや　相坂の　関引き臥ゆる　夕影の子ま (人目を憚っている伊尹の有様を判断するならば、逢坂の関に誘って寝たわけだ💢夕暮れ時の薄明りの中に見える姿のような子👧かな) ↑と こんな感じに訳してみた。 #藤原朝忠 は定方の子で定方は…

山←が #曾禰好忠 の所だという事は 好忠は恐らくその頃30歳を超えたくらいだと思われるが美少女を預けても大丈夫見ても動じないというか 本当はそれが当たり前なんだが信頼に足る男だったということだろう そう『#竹取物語』の竹取の翁のように野辺を大切に保護してくれると小弐命婦や #藤原朝忠…

した、試しに植えて世話をしていた人👩や、今頃眺めているているだろう人👹の心が ↑と訳すことができる。 この #醍醐天皇?の返歌は「ただもと」という作者名が記されている本があって #藤原朝忠 の「時しもあれ…」の歌の前に置くために 天皇との贈答歌のような体裁の歌を誰かが詠んだんじゃないのか

『#後撰和歌集』春 の #藤原朝忠 と小弐命婦の贈答歌の前に置かれているのは 衛門の御息所(#醍醐天皇 の女御、#藤原定方 の娘で 朝忠の異母姉妹)と 醍醐天皇?の贈答歌 詞書は 衛門の御息所の実家は太秦にあったので「そこの花が素晴らしい」と思って折って贈ろうとして申し上げたのだった。 👇 山里に

『#後撰和歌集』春 の #藤原朝忠 と小弐命婦の贈答歌の次に置かれているのは やはり関連歌で #藤原伊尹 を揶揄、批判している? 宮道高風の 題知らず の歌 👇 春の池の　玉藻に遊ぶ　鳰鳥(にほどり)の　脚の いとなき　恋もするかな (春の池の美しい藻=水草 の辺りで ゆったりと遊ぶ鳰鳥=カイツブリ が

↑と思っていたのでは と思う。 興味深いのは、この #藤原朝忠 と小弐命婦の贈答歌が『#後撰和歌集』に収載されていることで #藤原伊尹 は別当として『後撰和歌集』を統括した責任者でもあるのだ。 しかし別当は統括責任者ではあるが実務については直接関与しなかったので 撰者に任命された源順、大中

は出家していないようだ。 私はこの #藤原朝忠 の歌をこんなふうに変換してみた。 ↓ 時しもあれ　花の下がりに　面消れば　思わぬ山に　入り養(は)まし (ちょうど この時にあって、花👧が宮中から退出したら姿を消してもらえるので、今まで思いもしなかった山に入って養生したものでしょうか) 朝忠は

『#後撰和歌集』春 に #藤原朝忠 と小弐命婦の贈答歌がある。 朝忠は十代の若い頃 #朱雀天皇 の侍従だったので命婦と親しかったのかもしれない、歳も近い。 個人的な出家の意思を春に託してやり取りしているような贈答歌だが 私は #藤原伊尹 と野辺の関係に気づいた命婦が、朝忠に相談を持ち掛けたんだ