「高校時代はノーカウントでお願いします」 #１４０文字小説 #１４０字小説 #マイクロノベル #140文字小説 #140字小説 #ショートショート

【いちばんかっこいい必殺技】 ※１４０字以内の小説でした。 #１４０字小説　#超掌編小説

男はその手に人の頭ほどの石を鷲掴みに持ち歩いていた。石は血に濡れており男の後には点々としるしが残った。村の者たちは彼を捕まえようとした。しかし出来なかった。彼を前にすると誰もが居竦んでしまった。男の掴んだ石は村の御神体だった。男は禍々しくも神々しい存在と化していた。#１４０字小説

#１４０字小説 タイトル『外』

朝食の焼きおにぎりが崩れた。誰の仕業か。おにぎりが固まらずにお皿の中で崩れてる。「お母さん！ちょっと見てよ。おにぎりが。」「あー、しょうゆご飯になってるね。バターでも入れる？」「僕はおにぎりで食べたいの！」「えー、猫舌なのに？あ、猫なお肌かな。」「そんなのないよ！」#１４０字小説

夢の中の宇宙人は自転車のスポークをいくつか組み合わせたような銀色のウニの集合体のような姿だった。そいつはパッと消えると僕の体に重なるように現れ僕は無数の針の牢獄に捕らえられてしまった。それから体が徐々に熱くなり、溶けだして銀色の液状になり、やがてウニの一つになった。#１４０字小説

写真を撮った時、目の中が赤く光っているのが人間で、黒いまま写っているのが宇宙人だという話を聞いたことがある。でもそれは実は逆で、その話を流布したのが身バレを防ごうと目論む宇宙人だったという話も聞いたことがある。という作り話を、長過ぎる都会のエレベーターの中で考えた。#１４０字小説

#１４０字小説　#キスの日 後ほどまた夏巳ちゃんと誠さんシリーズに加筆して載せておきますー( ´ ▽ ` )ﾉよろしくですー💕 恋をする ncode.syosetu.com/n9037if/ #narou #narouN9037IF

５月も終盤 雨降り月曜日𓂃𓈒𓏸☔️ ─このままずっと もふもふしていられたらいのに…ね─ 『月曜日の朝は』 #週はじまり #月曜日 #１４０字小説 #フリー台本 #ゆるらりら pic.twitter.com/0NgdIr3p6W

「研究結果」 #１４０文字小説 #140文字小説 #１４０字小説 #140字小説 #ショートショート #マイクロノベル #掌編小説

「約束を守るために来たのに」 #１４０文字小説 #140文字小説 #１４０字小説 #140字小説 #ショートショート #マイクロノベル #掌編小説

女性ばかり並んだ行列の先にいたのは犬歯のよく発達した男だった。女性たちは次々とその男に首元を差し出し噛ませていた。私は並んでいる一人に声をかけた。「あのこれは一体」女は答えた。「献血です」いや吸血ですよと喉から出かかるもその目を見れば最早何を言おうと無駄だと悟った。#１４０字小説

#呟怖 #１４０字小説 ［刻まれた願い］ 歴史家「ギロチンは処刑に際し如何に処刑される罪人の苦痛を軽減出来るかとの願いで開発されました。」 私刑人「良く出来た刃の形だろう。 死なせたりはしないよ。 手足、２０本分の痛みに耐えれば放免さ。」 pic.twitter.com/m4id6UdcCr

砂時計人間たちは日頃横になって暮らしている。縦になってしまうと砂が流れて時が進んでしまうからだ。わざわざ死に急ぐことはない。しかし横になって何もしないでいるのにも飽きてくると時々起き上がって砂を流して遊ぶ。落ちる流砂は綺麗でつい見惚れてそのまま死んでしまう者もいる。#１４０字小説

「被害者の主張」 #140字小説　#１４０文字小説 #140文字小説 #１４０字小説 #ショートショー　#掌編小説

５月も折返しweeeek ご無理なく𓂃𓈒𓏸 『月曜日の朝は』 #週はじまり #シチュエーションボイス #１４０字小説 #フリー台本 #ゆるらりら ─Happytone Happy Tune Happytime𓂃𓈒𓏸🍬 pic.twitter.com/QLkRxfoydo

エレベーターに乗ると、エレベーターガールがいた。彼女は「上、下？」と言った。僕は「上」と言った。彼女はボタンを押した。エレベーターが動きだした。全身に重力を感じた。上に向かっている。そういえば階数を言っていない。「五階で」と言った。すると扉が開き、彼女は出ていった。#１４０字小説

『ハート不流ストーリー』 #１４０字小説 #１４０文字小説 Twitterに投稿した１４０字小説を、短編集としてまとめてます〜 『ブルーバード１４０』 kakuyomu.jp/works/16817330…

『怖い話、恐い話、こわい話』 #１４０字小説 #１４０文字小説 Twitterに投稿した１４０字小説を、短編集としてまとめてます〜 『ブルーバード１４０』 kakuyomu.jp/works/16817330…

「マジで死にゆく五秒前」#１４０文字小説　#１４０字小説 #ショートショート　#140文字小説　#140字小説　#掌編小説 #140字小説

#１４０字小説 ［地獄の沙汰も金次第］ ヤクザの親分「なぁ閻魔さまよ、俺が極楽浄土なんざぁ正気な沙汰じゃねえ、可笑しいぜ？」 閻魔大王「お主が気紛れに建てた学校から稀代の医学者が輩出されるからじゃ。」 ヤクザの親分「ずっと思ってたのよ、読み書き出来たら、どんな人生だったろうてさ。」

初めは風船かと思った。降りてくるとパラシュートだった。彼はぴたり私の目の前に立ちはだかった。そしてやにわに喋りはじめた。「天国の話をします。無論信じてくれるはずです。何しろ私が空からやってくるところをあなたは見ていたのですから」そこまで聞いて私は羽を広げ空に逃げた。#１４０字小説